Xジェンダーが秋冬用オーダースーツを作ってみた
初夏に人生初スーツをオーダーして以来、そのカスタマイズ性と勝手の良さ、デザイン性に見事にはまってしまった。
そして8月の中旬、秋物早割りセールということでまんまと企業の策略にかかり、秋冬物のスーツもオーダー。
そして本日仕事帰りに受け取りに行きました。
場所はオーダースーツ専門店diffarence。
オーダースーツブランドDIFFERENCE(ディファレンス)
比較的手頃な値段で思い通りのスーツが作れます。
思い返せば6月、格式を重んじるテーラーさんに「メンズライクなレディーススーツを作りたい」と無茶ぶりで押し掛けたことが懐かしいです。
あれでもないこれでもない、少しの丈の長さやシルエットなど、細部まで本当に熱心にこちらの期待に応えようとしてくれたテーラーさんには感謝の念につきません。
そして二回目の今回、私の好みを早々と熟知したテーラーさんは前回から修正を加えつつ、まさに私好みのスーツを仕上げてくださいました。
まずはパンツのみ。
とにかくメンズスーツのような真下に落ちるストレートで!!!
と口を酸っぱくして言ったからか、ストレートと謳いつつなんだかんだブーツカットぎみなレディースパンツスーツになることはありませんでした。
最高のシルエットです。前回と比較して少し股上を深く調整。
続いてジャケット。
くびれがあったり丈が短いとフェミニンな印象になるので、極力スタイリッシュに着丈を63.5に調整してマニッシュな仕上がりになりました。
一着目はメンズスーツに近付けようと2つ釦で作ったのですが、レディーススーツって前の釦全部閉めるのがなんかマナーらしいので、今回は窮屈さ回避のために一つ釦。
そしてやっぱ丈長め最高です。全然印象が変わります。
全体。
そして細部。
襟は細目のピークド。これだけでずいぶん印象がハンサムになりますね。
全体的に照明の関係で写真の黄色みがつよいのですが、生地はネイビーです。
そしてお決まりサイドベンツ。
こないだ買った既製品のスーツはセンターベントだったので、やはりオーダーならではのこだわりです。
釦はちょっと派手目に天然貝。新入社員にあるまじきチョイスですがまあ釦にケチつける奴はおらんだろうと。
実際の生地の色味はこんなかんじです。よく見たら千鳥格子柄のネイビー。素敵じゃないですかなかなか。
そして裏地。
完全自己満。写真だとグレーっぽく見えますが中々渋いブラウンストライプ。ネイビーとブラウンの相性って良いですね。
そして写真の通り生地はsuper110's。ウール配合量がいい塩梅で素敵な光沢が出ます。
とまあこんな感じでオーダースーツ2着目を無事受けとることができました。
ここまでメンズライクに仕上げられるとは最初は思ってなかったので、大満足です。
来年は夏用に鮮やかなブルーのスーツを作りたいなあなんて思ったり。
このスーツを着て出勤するのが楽しみです。