男でもないし女でもない社会人

タイトルは8年くらい前に書いてたブログのもじりです。某書籍タイトルのパクりではありません。。

悩める同期くん

今日は本当に内容の濃い1日だった。

というのも発端は先月末。

 

「普通に俺◯◯(名字)ちゃんと一緒にご飯行きたい。行こうよ。」

 

なんてことはない同フロア内唯一の同部署同期くんからのお誘い。ただの同期からのランチお誘いならまだしも、なんと私たち二人、配属されてからもうすぐ三年目になる今日まで、一度も一緒にご飯に行ったことがないのである。(複数人でならあるけど)

 

だから正直耳を疑った。いや前々から軽いノリでご飯にいったことないよねーなんて話してはいたが、その度に「だって何話すの?話すことなくない?」って一蹴してたのも事実。

 

でも今回は同期くんのお誕生日を祝ったあとの流れで言われたもんだから、断るのもちょっと罪悪感があり承諾。

 

業務中TEAMSアプリで程よくチャットしてサボりつつ、「お店どこ行く?」と聞いたら

 

「決めてるほどの甲斐性はない」との返答。知ってたよお前はそういう奴だよ。

 

 

とりあえず会社ビル近くの地下街に繰り出すことにしたんだが、二人でご飯行こうと席を立ったら周りからの視線がすごい。

 

えっそこの二人が?一緒にご飯いくの??

っていう反応。いやどんだけ仲悪いと思われてんだよ。

 

確かに配属される二年前(大学生)のときからお互いの事は認知してたけど全く交流なし。

配属直後は同じチームで「なんとなくこいつとは馬が合わねーな」と思ってたのも事実。

そして忘年会の運営で氷河期を迎え、ようやく二年目になって雪解けが始まったような二人です。

 

配属後は毎日嫌でも顔を合わせて、家族よりも長い時間を過ごしてるわけで。チーム分かれたあとも業務上やりとりしててふざけたり雑談したりするほどには良好な関係だけど、決してプライベートでも約束するような友達ではない。不思議な関係性でもある。

 

「ランチに着いていって何話してるのか観察したい。絶対楽しい。」

って誰かが後ろで言ってる。聞こえてんぞ。

 

 

いざ行ってみたら、同期くんめちゃめちゃ仕事で悩んでた。

業務も人間関係もいっぱいいっぱいのようで、違うチームの人にしか話せない内容だった模様。そんな大事なことは早く言いなさいよ。

 

普段うるせえよと舌打ちしたくなるくらい陽気な同期くんですが、その優しい性格からかどんどん自分を追い込んでたようです。

 

とりあえずお前は悪くない。お前をそうさせた上司のマネジメント能力が欠落してるに過ぎないことを伝え、我らが駆け込み寺である部長に相談するように説得。

 

あんたが言わないなら私が部長に報告するからな、とまで言ったらようやく決心がついたよう。こういうことは自分が潰れる前に行動起こさなきゃだめなんだよ。

 

ランチから帰ったあとも、お互いクソ忙しいけどチャットで悩みを聞く。

そんなに悩んでたんだな。気づかなくてごめんよ。とこれまでの自分を反省。

 

若手が消えて苦しいのは上なんだから、若手はあかんと思ったことはどんどん言っていかねば。

それすら言えないような環境だったら消えるしかないけど。  

 

 

帰り際、とある上司に「今日どうだった?楽しかった???」と半笑いされながら聞かれたので、「普通に話しましたね!」と返すと周囲爆笑。

 

どうやら同期くんは「めっちゃ盛り上がりました!」って答えてたよう。認識に相違がありますね!